ただいま、新たな白磁作品を制作中です。
この作品は、日本の正月に飾られる鏡餅のかたちから着想を得たもの。古来より鏡餅は、年神様を迎える清らかな依り代として飾られ、一年の無病息災や五穀豊穣を祈る縁起物とされてきました。
その精神性とかたちの美しさを、現代の白磁で表現できないかと考え、ろくろ成形によって一つひとつ丁寧にかたちを引き出しています。丸く重なるフォルムには、人と人、過去と未来、日常と祈りを結ぶ象徴としての思いを込めました。
白磁の持つ透明感と静けさが、このふくよかな造形に品格と穏やかさを与え、空間にやさしい清浄な気配をもたらします。
現在は試作を重ねながら制作中ですが、数量限定・完全受注制作での販売も予定しています。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。